社交ダンス用語集 ア行

アイソレーション

 体の各部分を単独で動かす運動。

 

アイ・ディー・エス・エフ

 国際ダンススポーツ連盟。International Dance Sports Federationの略

 

アイ・ディー・ティー・エイ

 国際ダンス教師協会。International Dance Teachers Associationの略

 

アウトサイド・エッジ

 足(フット)の外側のサイドのみがフロワーに接地するフットワークのこと。

 

アウトサイド・パートナー

 パートナーの右外側へ右足を前進させる事で通常OPと略されます。 但し、左外側へ左足を前進させる場合は、左のOPといいます。

 

アクロス

 体重を支えている足を横切ってステップすること。

 

アスリート

 運動選手、スポーツマンのこと。

 

アソシエート

 日本におけるダンス教師資格のランクで、最初に与えられる階級名、準会員のこと。アソシエート、メンバー、ライセンシエート、フェローの順に分けられている。

 

アツプ

 その前のステップで、ライズした同じ高さを保つことをいいます。 ワルツが徐々にライズをするのに対し、フォックストロットの 第二歩、第三歩は同じ高さです。

 

アドバンスト・ヒップ・ツイスト(Advanced Hip Twist)

 ルンバ、チャチャチャの基本フィガーのひとつ。男性が先行フィガーの最終右足を左足に揃えず左足前方に出し、1 歩目左足も前方へステップ、3歩目は右足後ろにアクロスする形のものをいう。

 

アペル(Appel) 

 床を強く踏む動作。

 

アマウント・オブ・ターン

  一歩又は、数歩間の回転量。360°を全回転として、1/8(45度)単位に表示する。回転量は上体の方向に関係なく、足の方向を基準として定めている。

 

アマルガメーション

 2つ以上のフィガーを組み合わせたステップ

 

アメリカンスムース

 アメリカンスタイルのダンスのカテゴリーの一つ。ワルツ、タンゴ、フォックストロット、ベーニーズワルツなどが含まれる。

 

アライメント Alignment

 フロワーに対する足の位置のこと。

 

アラウンド・ザ・ワールド

 女性が男性の前に位置し、タンデム・ポジションで行なうロール・アクション(例 サンバで、タンデム・ポジションで行なうリバース・ロール)。アラウンド・ザ・ワールドは英語で「世界一周」の意味。

 

アルゼンチン・タンゴ(Argentine Tango)

 アルゼンチン・タンゴは18 世紀から19 世紀にかけてアルゼンチンで生まれ、原形は、ブエノス・アイレスの大草原のガウチョ(カウボーイ)やアフリカから連れてこられた奴隷、労働者向けの酒場や売春宿、更には都市の犯罪文化に結びつくような、ただ泥臭くて感情的な踊りだった。

 このタンゴがアルゼンチンからパリに渡り、かなり洗練されたものに作りかえられる中で、インターナショナル・タンゴになっていった。そこからアメリカに伝わり、ラテンの特徴づけが再びなされてアメリカン・タンゴとなった。

 

アンクル

 足首のこと。

 

アンダー・ターン Under Turn

 正規の回転量より少なく回転すること ⇔オーバー・ターン。

 

アーム

 腕のこと。 

 

インサイドエッジ (Inside Edge, IE)

 足(フット)の内側のサイドのみがフロワーに接地するフットワークのこと。

 

インピタス・ターン(Impetus Turn)

 3 歩で構成される基本フィガーのひとつ。このフィガーをPPで終わるとオープン・インピタス・ターンに、閉じた形のまま終わるとインピタス・ターン、あるいは、クローズド・インピタス・ターンという。ターンをつけないで言う場合もある。インピタスは英語で「勢い、弾み、機動力」の意味。

 

インフロント

  正面又は前方のことで、ダンスではパートナーと向かい合っていること。

 

 インライン

  パートナーを正面にして前進又は後退すること。

 

ウィーブ(Weave)

 ウィーブは英語で「布を織る、糸を紡ぐ、他の車を避けながら進む」様子を表す意味がある。ウィーブが付くフィガーには、ウィーブ・フロム・PP、ベーシック・ウィーブ、クイック・ウィーブ、ナチュラル・ウィーブ、ランニング・ウィーブなどがある。

 

ウィスク(Whisk)

 基本フィガーのひとつ。その発展形として、レフト・ウィスク、バック・ウィスク、フォーラウェイ・ウィスク、サンバ・ウィスクなどがある。ウイスク、ホイスクとも書く。

 

ウィング(Wing)

 3 歩構成の基本フィガーで、3 歩間に女性が男性の右から左アウトサイドへ移動する。

 

ウィンドー(Window)

 スタンダードで使われる表現で、正対してホールドしたときに、相手の右肩から自分の左肘までの幅を持つ仮想の窓のことで、そこから外の風景を眺めるようにすると美しいシルエットができる。

 

ウィンドミル Windmill

 ジャイブやジルバで風車のような動きをするフィギア

 

ウィンナ・ワルツ(Viennese Waltz)

 ヴィニーズ・ワルツともいい、音楽は軽快な3/4 拍子。基本リズムは123、123 で1にアクセントがあります。競技会用のテンポは1分間に60小節くらい。

 競技会では決勝のみで踊られる。踊りの起源は1700年代の後半に南ドイツで作られ、農民たちがランドラーと呼ぶ速いテンポで回転する踊りが1800年代に全ヨーロッパとアメリカで広がったものと考えられている。

 

ウォール (壁)

 LODに向かって右側。

 

ウエイト

 体重。

 

エスコート(Escort)

 踊りの始めで男性が女性をフロアにお連れし、踊りの後では女性を席までお届けすること。つないだ手の肘は少し曲がる。

 

エルオーディー Line Of Dance, LOD

 反時計回りの方向をもつフロワーの端に平行な通り道。衝突を防ぐため、移動を伴うダンスでは踊り手はLODに沿って進行していくことになっている。

 

エレベーション(Elevation)

 パソ・ドブレのシャッセで使われる踊り方で、上体をアップに保ったままシャッセする。エレベーションは英語で「高める、昇進」などの意味。

 

エントリー

 デモンストレーションで通常のホールドになるまでの演技。先行フィガーのことをいう場合もある。

 

オーケソグラフィー(orchesographie)

 音楽体系、舞踏記譜法。

 

オナー・ダンス(Honour/Honor Dance)

 

 優勝した人や入賞した人が特別に踊る栄誉の踊り。オナーは英語で「栄誉、名誉」の意味。

 

オープンシャッセ

 チャチャチャやジャイブなどで使う。足を完全に揃えず行うシャッセのこと。

 

オープン戦

 競技会出場資格の規定のひとつで、通常A~C級のみで行われ、4種目総合で競われる。 ラテンなどで出場者の少ない場合はD級も出場可となる場合もある。 

 

オープン・ターン

  第一歩で前進、第二歩で女性を回り込むような感じで横に、第三歩で後退または横に開く回転方法。

 

オープン・ポジション

 ラテン種目で男女が向かい合い、男性が左手で女性の右手をつないでいるポジション ⇔ クローズドポジション

 

オーバースウェイ

 ピクチャー・ステップとしての場合とフィガーとしての場合がある。 ピクチャー・ステップ:男性は左足、女性は右足を側方に大きく開き、左上体半面 を 左斜め後方にシェイプ。男性は頭を女性のほうに向けてシェイプするステップ。 

 

OFP(オープン・フェンシング・ポジション)

 オープン・フェンシング・ポジションの意味。(クローズド・フェンシング・ポジションよりも少し離れて男子の左手で女子の右手をホールドしたポジションのこと。

 

OP(オーピー…アウト・サイド・パートナー)

 アウトサイドパートナーの意味。

 男性が女性の右外側、又は女性が男性の右外側に前進する時に使われます。 

 

オープン・テレマーク(Open Telemark)

 女性がヒール・ターンする基本フィガーのひとつ。最後にPPになるため「オープン」がついています。PPにならない場合は(クローズド)テレマークと言います。

 

オープン・ナチュラル・ターン(Open Natural Turn)

 ナチュラル・ターンの3 歩目がフォックストロットのステップように前後に開く踊り方。

 

オープン・フィニッシュ

 一つのフィガーの終わりに、一方の足をパートナーの外側に前進したり、パートナーを外側にして後退し、足を前方又は後方へ開いたままの状態で終わる場合をいいます。タンゴのオープン・プロムナードが例。 

 

オープン・プロムナード

 タンゴで、PPより男女が前進し、オープンフィニッシュ(男女が向かい合い、男性左サイドリードでアウトサイドに出て、足を開いた状態)で終わるフィガー。

 

 

社交ダンス・ダンスホール うえだ鹿鳴館  〒386-0002   長野県上田市住吉98